“旧帝理系”
という名前を聞くと、受験勉強をしている、した多くの人はそのネームバリューに魅力を感じると思います。就職実績をみても多くの卒業生が大企業に内定し、将来が確約されているという安心感を覚えると思います。そのネームバリューから理系選択をした多くの受験生の目標であり壁となり立ちふさがるこの旧帝理系という学歴ですが、意外と合格難易度自体はネームバリューほど高くはないのではないか?というふとした疑問を、筆者が現在通っている九州大学工学部を例に解説していこうと思います。誤解を招く恐れがあるため補足しておきますが同じ旧帝大の中でも東大、京大は他の旧帝大学より1、2段階難易度が高いです。これらの大学についての話ではないということを踏まえていただけると幸いです。
・九州大学に合格するには
では実際に九大理系に進学するための難易度を実際に見ていきましょう。九大理系の偏差値は55.0-67.5、共通テスト得点率は68-87%となっております。(パスナビ参照)これらのデータには医学部医学科や後期入試の偏差値も含まれているので筆者の通っている工学部の前期入試に焦点を置くと偏差値55.0-57.5、共通テスト得点率74-78%となっております。これらをほかの大学と比較してみます。
九州大学 偏差値55.0-57.5 共通テスト得点率74-78% 広島大学 偏差値50.0-52.5 共通テスト得点率65-69% 岡山大学 偏差値50.0-52.5 共通テスト得点率67-70% (パスナビ参照)
ご覧の通り、さすがに九州大学のほうが偏差値共通テスト得点率ともに上ですがその差は偏差値2.5、共通テスト得点率5%程度とそこまで差がないことが分かります。偏差値を2.5上げるには大体+20点ほど取ればよい(全統記述模試の場合、600点満点)ので計算ミスなどのケアレスミスを減らすだけでも得点が取れるようになります。とはいえ広島大学も岡山大学も地方国立大学の中では比較的難易度の高い大学ではないかという指摘もあると思うので、具体的に何点取れば九州大学の入試に合格できるかを今から説明していこうと思います。
九州大学工学部の場合 共通テスト得点率 75%程度(配点390/520) 英語 5-6割(配点100-120/200) 数学 4-5割(配点100-125/200) 化学 5-6割(配点62.5-75/200) 物理 4-5割(配点50-62.5/200) 総合 702.5-772.5/1220
これは数学、物理、英語が難化2026年入試を参考にしたものではありますが、2026年の九州大学工学部の合格最低点は714.60/1220(Ⅳ群)(九州大学参照)ですので、上記のような得点率であれば十分に合格が狙えます。旧帝大学の二次試験といえど、九州大学の入試はどの科目も基本に準拠したオーソドックスな問題が多いので4-5割をとることはそこまで難しいわけではありません。共通テストで75%取れば、二次試験で半分取れなくても受かると考えれば九州大学の入試も合格が高すぎる壁ではないといえます。
・おわりに
今回の記事を読んで、ネームバリューのある旧帝理系とはいえど、意外と合格の可能性はあると思ったのではないでしょうか。今回の記事を読んで、意外と旧帝理系簡単じゃん!と思った受験生は一度目指してみてはいかがでしょうか。大学受験は人生を左右する試験です。悔いのないよう頑張ってください。
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